【作家紹介】福田紗也佳
HOLBEIN ART FAIR 2022 1stのアーティスト福田紗也佳さんの紹介です!
福田紗也佳
【経歴】
1987年生まれ 岩手県在住
2012年 筑波大学大学院人間総合科学研究科
芸術専攻洋画コース修了
2010年 トーキョーワンダーウォール公募2010 入選
2011年 TWS-EMERGING 2011 「Photopsia」 (TWS本郷)
2013年 GOLDEN COMPETITION 2012 優秀賞
2014年 第28回ホルベイン・スカラシップ奨学生
2015年 第8回はるひ絵画トリエンナーレ 入選
個展
2020年「老蝶の屍ひそかにかくし」 (space 2*3・日本橋)
2016年 ART NOVA 100 (北京)
2017年 個展 ヴィジョン・オブ・アオモリvol.15「積績と履む」
(国際芸術センター青森) ASYAAF 2017
(東大門デザインプラザ・ソウル)
2019年 神戸アートマルシェ「Artist meets Art Fair」
2022年 FACE展2022 入選(SOMPO美術館)
【作品】
層になった木を眺める人物を眺める
Acrylic and Oil on Canvas
H242×W333×D170 (mm)
2022
コロナ禍も相まって経営難になっていたヴァンジ美術館の作品の一つ。こういった存続の危機に陥っている場所は多数存在する。美術館の歴史より長い経過を辿っている彫刻の石は何を感じて眺めているのだろうか。
オリーブの暖簾
Acrylic and Oil on Canvas
H500×W606×D200 (mm)
2022
直島のANDO MUSEUM。オリーブは平和の象徴だが、新国立競技場の審査員長として関わった騒動はとても平和とはかけ離れていて、願いだけが空しく漂っているよう。
三枚の四角
Acrylic and Oil on Canvas
H190×W273×D170 (mm)
2022
ベネッセハウスミュージアム野外の作品。心地良い風をしなやかに受けて観光客を受け入れる。アニメ・ゲームのキャラクターのような不気味さを感じて楽しい光景。
ASPM
Oil on Canvas
H727×W910×D250 (mm)
2022
青森のアスパムを書いたもの。本州の北端県として辺境の地というイメージもあるが、公海と接していたり原子力再処理工場や石油備蓄基地、米軍基地が存在する。本来のアスパムは懐かしさを感じる観光施設だが、ヒエラルキーを象徴する建造物のように感じ描いた。
Fountains of the inside
Oil on Canvas
H530×W530×D200 (mm)
2022
岩手の北上市の旧イトーヨーカドー、現市の施設。平成のショッピングモールにはよく室内噴水が設置されていたが、節約のために今は人工芝を敷き、ホームセンターで売ってる安い鉢に入った観葉植物が無造作に置かれている。衰退を程よく感じる光景。
福田紗也佳さんの作品一覧▽
https://pls-art-shop.com/collections/sayakafukuda
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【展示風景】
カラフルで映えます🌈
おしゃれな作品です😌
ファンタジー感のある可愛い作品を楽しむことができます!
ぜひ見にきてください!
【スタッフコメント】
福田さんのフィルターを通して移された風景はどこかで見たことのあるような景色のような気がしてなぜか懐かしさを感じます。殯とは日本の古代に行われていた葬送儀礼で死者を埋葬するまでの長い期間、遺体を納棺して仮安置することをいうそうです。それを踏まえて再度鑑賞するとまた違った感じ方ができるような気がします。当時の詩の捉え方を感じながらぜひ一度ご鑑賞してみて下さい✨✨(長屋)
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