9月 24、2022

古川あいか｜アーティスト名鑑

現代アーティスト・古川あいかさんをご紹介します。

＜目次＞

1.プロフィール紹介

作家名：古川あいか

プロフィール：

2008年東京藝術大学美術学部（油画科）を卒業。2012年から2015年にかけて文化庁、ポーラ美術振興財団より芸術家海外研修制度を受けドイツに滞在。2015年より多数ベルギー、ドイツ、日本より、助成金を受理。現在、東京、ライプツィヒ、ブリュッセルにて活動。
　私が２００７年より描いてきた主なモチーフは、実在する日常の一部を切り取った、剥いだ布団や枕等の“布の皺”です。“皺”は、身の回りに常に自然と発生しています。その“皺”を組み合わせ、見たことのない世界を創り出したいと考えています。また、透き通った絵画を展覧会場に吊るすなどのインスタレーションをする事で、見る人を作品へと引き込みます。“皺
”は、光と影を生み出しながら常に変化していて、同じ形は存在しません。

経歴

2010　LIA ライプツィヒ国際芸術プログラム　Artist in Residence　ドイツ　
2011　Artist in Residence スタジオプログラム　BankART Studio NYK 横浜
2011　ホルベイン・スカラシップ第26回奨学者
2012　第31回損保ジャパン美術財団選抜奨励　損保ジャパン東郷青児美術館
2012-2013　文化庁新進芸術家海外研修制度研修員　ドイツ
2014-2015　ポーラ美術振興財団在外研修員　ドイツ
2015　公益財団法人野村財団芸術文化助成
2016 　Internationale Sommeratelier Aschersleben　アシャースレーベン市奨学　　　　　　　　　　ドイツ
2018　Stadt Leipzig Kulturamt ライプツィヒ市助成　ドイツ
2019　公益財団法人野村財団芸術文化助成
2019　公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京
2021　Vlaamse Gemeenschapscommissie (VGC) Project Grant ブリュッセル助　成
2022　Vlaamse Gemeenschapscommissie (VGC) Kunstenaar in de Klasブリュッセル助成

主な個展

2013　『Interlinking Moments-LIA』　ベルリン
2013　『the state of the past』 Gallery Barco　東京
2014　『マスミクロ』 NANJO HOUSE　東京
2014　『The Linking』 ESTHIA Studio　ローマ
2015　『Mass Privacy』ポーラ銀座ビル・ウィンドウ　東京
2015　『マスプライヴァシー』 KOMAGOME1-14cas　東京
2015　『しわくちゃ』 Spinnerei Archiv massiv　ライプツィヒ
2016-2017　『複数の空間』髙島屋新宿10階美術画廊　東京
2018　『three spaces and one center』 Garelie Drei Ringe　ライプツィヒ
2018　『カンバス、絵の具、筆、真ん中』ギャラリーサンセリテ　豊橋
2020　『Come to the mountain』Galerie Drei Ringe　ライプツィヒ
2020　『In Dialoog- Lichten, Schaduwen, Lagen en Jij』RHoK美術学校　ブリュッセル
2021 『Lost Colours”Lindenow Art Festival』Studio Schön　ライプツィヒ

主なグループ展

2013　『D.ART-Belgium』メッヘレン
2013　『あいちトリエンナーレ2013公募』　愛知
2014　『Interlinking moments』ポーラ美術館　神奈川
2015　『あいちトリエンナーレ地域展開事業－豊穣なるもの－現代美術in豊川』旧豊川信用金庫　愛知
2015　『ハビトゥス』ベルリン日独センター　ベルリン
2015　『WERKSCHAU DER SPINNEREI KUNSTLER』 Werkschauhalle Spinnerei　ライプツィヒ
2015　『18th DOMANI・明日展　未来を担う美術家たち』国立新美術館　東京
2016　『奨学者展』 Bestehornpark　アシャースレーベン
2016　『DOKODEMODOOR』 Werkschauhalle-Spinnerei　ライプツィヒ
2016　『異空間のアーティスト：加茂那奈枝+古川あいか』豊川市桜ヶ丘ミュージアム　愛知
2018　『ポーラミュージアムアネックス展 2018 イメージと投影』ポーラミュージアムアネックス　東京
2018　『pro trahere - Zeichnen als Entwurf』 KunstMuehle Muersbach　ミュルスバッハ
2018　『PARADIGMA Blickwechsel 2018』Tapetenwerk　ライプツィヒ
2018　『Nach dem Bild ist vor dem Bild』Kunstverein Freunde Aktueller Kunst e.V.　ツヴィッカウ
2019　『Behind the Folds 東西のアイデンティティと表現』HIGURE17-15cas　東京
2019　『PREVIOUS』Galerie Drei Ringe　ライプツィヒ
2020　『Knoop Open ateliers 』Vergote Square　ブリュッセル
2020 『 Extra Small 2.0#5』 La Maison des Arts　ブリュッセル
2020 『One piece club Vol.13』 3331 アーツ千代田　東京
2020 『 KÜNSTLER DER GALERIE, ODP Gallery　ライプツィヒ
2021 『Extra Small 2.0#6』 La Maison des Arts　ブリュッセル
2021 　『Minatomachi Art Book Fair 2021』 Minatomachi Potluck Building　愛知
2021 『 Stille StrassenーStefan Guggisberg二人展』ケルン日本文化会館（国際交流基金）　ケルン
2022 　『PREVIOUS ll』 ODP Gallery　ライプツィヒ
2022 　『Minatomachi Art Book Fair 2022』 Minatomachi Potluck Building　愛知

主な参考書目,出版物等

2011 “Kreuzer”, “Leipziger VOLKAZEITUNG 17th”／2012 “東日新聞”／2013 “ホルベイン・スカラーシップ第26回ACRYLART”／2014 “Aika Furukawa Paintng: 2010-2014”／2015 “DOMANI 18th”, “La Repubblica”, “産経新聞”／2016 “MDR Sachsen-Anhalt”,”中日新聞”, “東愛知新聞”, “東日新聞”, “広報-豊川”, “Mitteldeutsche Zeitung”／2017 “Halle 14”, “東日新聞”／2018 “SALON Verlag No.7”, “Paradigma Blickwechsel”, “広報-豊川”, “Fraenkischer Tag”／2019 “春夏秋冬叢書そう夏号”／2020 “In Dialoog” Youtube／2021 “ENTRANCE Aika Furukawa” Artist book, “Silent street” ケルン日本文化会館 Youtube