PROFILE
自らの性被害の経験を元に絵画を制作している。
現代社会において、性別や容姿、年齢等による社会的スティグマが引き起こす傷に悩むことは少なくない。 一見優しげな色彩の絵画の中で行われる暴力、裏切り、差別の数々は、現実にも生々しく存在しているが、目を向けられることは少ない。
生きる喜びと人生の傷跡を同時に顕在化させ、この世界の美しさと醜さを絵画に映し出す。この行為は芸術のための芸術ではなく、現実の歪みを更生させるためのものだと考えている。
人に傷つけられながらも、人を欲してしまうという人間の一部の性質を肯定し、ありふれた問題による痛みに対し絵画で等身大で寄り添うことを目標としている。
福岡県生まれ、20歳。
多摩美術大学 油画科 在学中。
CV
Exhibition
2021年
東京・3331 Arts Chiyoda「五美術大学交流展 小作品展」
東京・ギャラリー「農」「五美術大学交流展 小作品展」
東京・3331 Arts Chiyoda「3331 ART FAIR 2021」
2022年
東京・3331 Arts Chiyoda「五美術大学交流展 今共」
東京・小金井アートスポットシャトー2F「あるがままの声」
東京・多摩美術大学芸術祭「あのときのあのこ」
2023年
神奈川・そごう横浜店「Art wonderland展」
東京・Eric Rose「2人展「and」」
東京・渋谷 MIYASHITA PARK「Femelo vol.2」
東京・根津Hello Bee「100年後、もういない人へ。ーやっぱりこのフィクションですら現実の延長線でしかない」
Awards
2021年
東京・3331 Arts Chiyoda「3331 ART FAIR 2021」 Shibuya Style Prize受賞
東京・「五美術大学交流展 今共」 東京展推薦賞受賞
2022年
「ミスiD2022」ファイナリスト